こんにちは
こども自然教室は2014年から始まったばかりの、新しい活動です。
自然の中で思いっきり遊び、感じ、考える機会をこども達にという思いを元に、活動をスタートしました。
初年度は10人ほどの子ども達と月1回のペースで活動をしました。
東京は自然には遠いと思われがちですが、少し行くと、奥多摩や秋川、海も近く、遊べる公園も豊富にあります。
身近な自然を活かし、参加してくれる子ども達と目線を一緒に、歩幅合わせて、自然を探していきます。
まだまだヨチヨチ歩きの団体です。至らない事も在るかと思いますが、誠心誠意対応していきたいと思います。
スタッフ一同
・野外活動という柱
自然の中での活動は、子どもたちの心身に様々な影響を与えます。
ハイキングに出かければ、土の上を歩き、落ち葉を踏み、坂を登ります。
木漏れ日の中、涼しい風が吹けば気持ち良いと感じたり、逆に寒かったり、ぬかるみでは気持ち悪いと感じたりと、感覚・感受性が豊かになります。
石や木の根、地面の凹凸も、最初は疲れても、慣れてくれば、体のバランスが良くなり、ひょいっと乗り越え、いつの間にか、体が鍛えられます。
花を見つければ、なんと言う名前なんだろうと思ったり、見たことのない虫を見つけ観察したり、木の実が落ちていれば見上げてどの木から落ちてきたのか気になったりと、知的探究心も擽られます。
川の中を歩けば、滑りやすい石や流れが早い場所もあり、遊びながら自分の身を守る判断力が鍛えられます。
岩の上からの飛び込みは、スリルと楽しさに満ち、達成感を与えてくれます。
上で述べたことほんの一例で、時には大人の気づくこと無い、子ども独自の目線で、自然から多くの事を気づき、感じ、学んでいます。
私達は、自然の中での体験が、子どものこれから人生の礎の一部を担い、成長を助けることになると考えています。
・仲間とのグループ活動 の柱
自然との向き合いと共に、グループでの活動を通して、人と関わり、思いやり、違いを知り、自分ひとりだけでは解決できない問題も乗り越えていきます。
子ども自然教室では、起こる問題を解決するために、インストラクターが全てを管理したり、子ども達を誘導したりする事はしません。
例えば歩くのが遅い子がいたとします。
学年の大きな子たちは気づかずにどんどん先に進んでしまいます。インストラクターは少し我慢をして、気付くのを待ちます。気づいた時に自分たちの行動を振り返り、仲間たちとどう行動するかを話し合います。
そこで、遅い子の荷物を持ってあげるのか、一番先頭にして歩いて行くのか、みんなで歌を歌って元気に楽しく進んでいくのか、もっと早く歩けと言うのか、それは子ども達が悩み、イメージし、答えを探します。
しっかりと合意形成が成されていれば、どんな答えが出ても危険でない限りインストラクターは否定せず、子ども達の行動を見守っていきます。
こうしたことは自然教室では、よく起こります。
日常では避けて通れたり、距離を置くことができる事もあります。でも同じメンバーで1日過ごすという時には、しっかりと向き合わなければならない場面が必ずあります。
子ども達は何度もその場面に出合い、向き合いながら、少しずつ、仲間意識、責任感、安心感が生まれ、思考能力、対話力、牽引力が身に付いていきます。
そして、なにより一人のときより、楽しく、頑張れて、優しくなれて、食べるご飯も美味しくなることでしょう。
年間通して繰り返し活動し、グループとして成長し、一人ひとりの心もより深く成長すると思います。
活動紹介に2014年の写真をUPしてあります。
活動の雰囲気を感じてみてください。
2016年の募集は随時行っております。
募集要項をご確認ください。
また不明な点、質問等ございましたら
問い合わせ先よりご連絡ください。
こちらより折り返しご連絡いたします。